『虎に翼』の第17週「女の情に蛇が住む?」の意味は?あらすじと感想

あらすじ、感想、評価

2024年NHK連続テレビ小説『虎に翼』。

日本初の女性弁護士で、裁判官を務めた、三淵嘉子さんをモデルにした、オリジナルストーリー。

困難な時代に、まだ、女性に認められていなかった、法曹界の道を切り開いていくという、リーガルエンターテイメントです。

 

新潟本庁で再会した寅子と航一は、航一の馴染みの店「喫茶ライトハウス」に向かいます。

そこで、かつて明律大学でともに学んだ、桜川涼子とお付きの玉と再会。

再会を喜ぶ三人ですが、涼子様の身にも幾多の苦労があったようです。

そして、娘・優未との二人きりの生活に苦労する寅子のもとに、花江からの援軍が届いていました。

花江の実家の女中だった、稲さんです。

懐かしい人との再会と、航一との距離もグッと近づいた、第17週の「虎に翼」

見逃した方、もう一度おさらいしたい方必見!!

最後まで、読んでくださいね。

 

新潟編のロケ地・『虎に翼』の新潟編!新潟でのロケ地の三条市弥彦神社を紹介!

 

\この記事からわかること

★『虎に翼』 第17週サブタイトルの意味
★『虎に翼』 第17週のあらすじ・感想
★『虎に翼』 第17週まとめ・今後の展開予想

 

『虎に翼』の第17週サブタイトル「女の情に蛇が住む?」の意味は?

「女の情に蛇が住む」(おんなのなさけにへびがすむ)とは…

女の情愛は執念深い。深入りすれば恐ろしい、という意味。

「女の根性は蛇の下地」という、言い方もあります。

地元の名士・森口家の娘である美佐江

「ライトハウス」で出会ったときは、清楚で利発なイメージでしたが、三条支部の寅子の部屋を訪ねた美佐江は、どこか「執念深さ」の雰囲気を漂わせていましたね。

しかも、自ら渡したブレスレッドを引きちぎるという奇行…こわっ!

しかも、そのブレスレッドは寅子が裁判を担当した、刑事事件を起こしたグループも持っており、その事件の背後に美佐江の存在が見え隠れしますね

美佐江の本当の姿とは?

今後、寅子の身に何も起きませんように…

 

『虎に翼』の第17週のあらすじ

【 桜川涼子との再会 】

新潟本庁で、週一回仕事をすることになった寅子は、ハヤシライスが美味しいと、航一がひいきにする「喫茶ライトハウス」へ行きます。

そこを経営していたのは、かつて明律大学で、ともに法律の勉強をしていた、桜川涼子とお付きの玉。

14年ぶりの再会を喜びました。

昭和22年の日本国憲法の施行で、華族制度が廃止され、一般の人と同じ扱いとなり、男爵家の一人娘として、育った涼子も、桜川家が所有していた新潟の別荘を売り、それを元手にして、新潟で店を経営し、再出発をしたとのこと。

かつての付き人だった玉と一緒に、昼間は「喫茶ライトハウス」を経営し、夜は、涼子から英語を教わった玉が講師となり、地元の学生向けに、英語教室を開いている

戦時中も苦労をした涼子と、戦争で足を負傷し車いす生活の玉が手を取り合い、なんとか生活を送っているようですが、玉はなんだか思い悩んでいる様子です

 

【 刑事事件の裁判 】

ある日、地元の名士・森口の娘、森口美佐江が寅子を訪ね、寅子に赤いビーズのブレスレットを渡します。

美佐江は、「喫茶ライトハウス」で、玉から英語を学ぶ、法学部志望の高校三年生。

法学部志望のため、初対面の時から、寅子に好意的です。

そんなある日、本庁では寅子が初めて受け持つ、刑事事件の裁判が始まります。

19歳の少年にカバンをひったくられた、20歳の青年が起こした暴行事件。

しかし、この青年から「あの子をすっきりさせたくて」という意味深な供述が、飛び出します。

あの子?青年の左手首には、寅子が美佐江からもらったのと同じ、赤いビーズのブレスレットが巻かれていました。

後日、寅子を訪ねてきた美佐江は、寅子の質問に急に表情を変え、寅子の机に置いてあったブレスレッドを引きちぎり、その場を去っていきました。

 

【 玉の想い 】

戦争で足を負傷した玉。

そんな自分が、お嬢様を縛り付けている、お嬢様を自由にして差し上げたい、という思いから、施設に入って自立をしたいので、寅子に力添えをして欲しいとのこと。

寅子は「神奈川に受け入れ先がある」と言いつつ、「二人の問題は二人に任せる」と、答えを出すことを手放します。

涼子と玉は、話をし、涼子は自分から離れようとする玉に「どんなに大変でも玉と生きていくことが幸せなの」「あなたなしの人生は考えられない」と胸の内を打ち明けます。

二人は「親友」となって、助け合い生きていくことに。

 

【 優未の成長 】

学校に友達がいないことを心配していた寅子。

しかし優未は、「私、よりどころならたくさんあるよ。お母さんに、花江おばちゃん、直明お兄ちゃん、道男お兄ちゃん、稲さん!」

そして、寅子の十八番、「モンパパ」を元気に歌いました。

「うちのパパとうちのママが並んだ時~♪♬」

そして、初対面の航一とも、すぐに打ち解け合い、寅子の心配をよそに、自立していく優未でした。

 

【 麻雀大会へ 】

航一は、杉田弁護士主催の麻雀大会へ、寅子と優未を誘います。

初対面の航一と優未は、すぐに打ち解け、寅子は嬉しい反面、すぐに溝を埋める二人に嫉妬します。

麻雀大会が行われている部屋へ入ると、寅子と優未親子を見た杉田太郎が、号泣しました。

長岡の空襲で、一人娘と孫娘を亡くし、優未にその姿を重ねて、泣いてしまいました。

そんな杉田太郎を抱きしめ、「ごめんなさい」と謝る航一。

寅子は、航一の身にも戦時中に何かあったのか尋ねると、航一は「秘密です」と告げました。

 

『虎に翼』の第17週の感想

寅子、涼子様玉ちゃんが再会しましたね。

豪華な着物から、洋装に変わっていましたが、相変わらずお美しい

言葉使いも、丁寧で育ちの良さはそのままです

それどころか、離婚や今後の人生について自ら選択し、玉の世話までこなし、立派な人生を歩まれている。

ただの「お嬢様」ではなかった!

そして、涼子様を自由にして差し上げたいと、施設に行くことを望んでいる玉ちゃんもけなげだし、そんな玉を大事に思う涼子様の優しい気持ちに、感動しました。

そして、二人は思いの丈をぶつけあい、「親友」となっていきました。

めでたしめでたし!

花江の実家の元女中だった、稲さんも再登場しましたね。

稲さんは、寅子と優未、涼子様と玉ちゃん、二組のいい橋渡しとなりました

花江が送った援軍、花江がいい仕事していますね

そこにきて、気になる人物も登場しました。

森口美佐江と、犯罪を犯した元木…この二人はどこでどうつながっているのか?

地元の名士・森口家の娘で、成績優秀。しかも寅子と同じ法学部志望。

美佐江の寅子を慕う笑顔の裏に隠された、サイコパスな一面は、涼子様と玉の絆を見ているだけに、背筋が凍る思いです

この二人、どんなつながりがあるのか?次週の展開が楽しみながら、怖い…

優未も、少しずつ心を開いて、溝が埋まりそうな感じです。

こんな時は、自分で埋めようとせず、周りの人たちが橋を架けてくれるものかもしれませんね。

きっと、東京に優未を置いて、一人で新潟に赴任しても、溝は埋まらぬまま。

優未の心のよりどころに、お母さんがちゃんと入っていたから、時間がかかっても、きっと埋まりますよ。

優未の歌う、「モンパパ」

久々に聴いて、朝から元気が出たな~♪

 

 

『虎に翼』の第17週の「女の情に蛇が住む?」感想まとめ・今後は?

涼子様と玉の再登場からスタートした今週の虎に翼

稲さんの再登場も、嬉しいというか、なんだかほっとしました。

一方で、美佐江と元木の関係が気になるところです。

航一さんと杉田弁護士の関係も、仕事以外でもつながりがあるようです。

航一さんも、戦争中にあったことを匂わせました。

次週の予告には、「朝鮮の言葉」とあったので、ヒョンちゃんも、登場するかな?

 

 

今回は、「虎に翼」の第17週のあらすじと感想でした

<<前週のあらすじ | 次週のあらすじ>>

これからも、アップしていきますね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

では、また~(^_-)-☆

コメント

タイトルとURLをコピーしました