『虎に翼』の第20週「稼ぎ男に操り女?」の意味・あらすじ・感想

2024年NHK連続テレビ小説『虎に翼』。

日本初の女性弁護士で、裁判官を務めた、三淵嘉子さんをモデルにした、オリジナルストーリー。

困難な時代に、まだ、女性に認められていなかった、法曹界の道を切り開いていくという、リーガルエンターテイメントです。

新潟の赴任を終え、3年ぶりに東京へ戻った、寅子と優未。

久しぶりの再会にわく、猪爪家ですが、花江と直明が何やら対立していました。

結婚しても、みんなと一緒に暮らしたいという直明と、自分の経験から同居は難しいと考える花江。

また、寅子は、東京地裁判事として、原爆裁判を担当することになりました。

新たな猪爪家と、原爆裁判という難しい仕事に携わることになった寅子。

登場人物も新たに加わった、第20週のあらすじと感想です。

そんな第20週を見逃した方、もう一度おさらいしたい方必見!!

最後まで、読んでくださいね。

 

『虎に翼』第20週から成長した優未役に新キャスト・毎田暖乃(まいたのの)登場!

 

\この記事からわかること

★『虎に翼』 第20週サブタイトルの意味
★『虎に翼』 第20週あらすじ・感想
★『虎に翼』 第20週まとめ・今後の展開予想

 

『虎に翼』の第20週サブタイトル「稼ぎ男に操り女?」の意味は?

「稼ぎ男に操り女」(かせぎおとこにくりおんな)とは…

外に出て、よく働いて稼ぐ男と、家を守り家事をうまくやりくりする女。

家庭内での役割分担では、男は外でよく働き、金を稼ぐべきであるが、女は家で、家計をうまくやりくりして蓄えを残すべきである。

といった、役割分担を表現したことわざですね。

法律が変わっても、今までの考えや役割は、そう簡単には変わりません。

まだまだ、この考えは根強く残りながら、時代とともに変化していきますね。

 

『虎に翼』の第20週のあらすじ

【 東京へ戻る 】

昭和30年、東京に戻ることになった寅子優未、そして航一

新潟・三条の弁護士の杉田太郎たちに盛大に見送られて、神奈川・登戸の猪爪家に戻りました。

猪爪家は、直明の結婚問題、子どもたちも将来への夢に向かって、それぞれの道を歩むなど、3年間の変化が起きていました。

そして、寅子は、東京地裁に初出勤。

桂場さんは東京地裁所長、多岐川さんは、東京家庭裁判所所長、久藤さんは司法研究所所長に、そして、よねさんも司法試験に合格し、弁護士になっていた。

 

【 星家への訪問 】

航一は、寅子を家族に会わせるため、家へ招待します。

温かく迎えられますが、義母の百合と、長男・朋一、長女・のどかと昼食中、楽しそうに話をする寅子に対し、少し、引いている。

そんな中、航一は寅子に「一緒に住みませんか?」と、実質のプロポーズをする

でも、寅子はそれをプロポーズだと理解しませんでした。

優未は、星家の家族のことを「笑顔で迎えてくれたけど、目が笑っていない」と、落ち着いて観察していた。

 

【 家族裁判 】

寅子は、花江と直明の対立を、航一に相談。

航一を家族に紹介するという名目で、航一を猪爪家に連れてきました。

航一立ち合いの元、直明と婚約者の田沼玲美(菊地和澄)も交え、猪爪家で「家族裁判」を行うことになりました。

話し合いの結果、「お試し同居」をすることに。

その後、食事を用意する寅子のもとに来た航一は、「毎朝、目が覚めた時に、隣に寅子さんがいたら幸せだろうなと思いました」と、プロポーズ。

寅子は、「少しだけ考える時間をください。ごめんなさい」と、答えますが、「永遠を誓う愛」に変化することに、戸惑いがありました。

 

【 原爆裁判 】

寅子は、東京地裁・民事第24部の裁判官に任命され、そこで、「原爆裁判」を担当することになりました。

原告代理人は、寅子が弁護士資格を取得し、司法修習をしていた雲野法律事務所の雲野六郎(塚地武雅)と岩居(趙珉和)でした。

原告側は、被爆により家族を失ったり、就労不能となり、10年の歳月が流れていたが、第五福竜丸事件(昭和29年アメリカの水爆実験により日本の漁船が被爆した事件)をきっかけに、忘れ去られることがないよう、同じ過ちを繰り返さぬようにと声をあげたのです。

雲野は、かつて自分の事務所で助手として働いていたよねを訪ね、よねと轟に原爆裁判の手伝いを依頼します。

寅子は、ずっと航一のプロポーズを受けるべきか、答えを出せないでいた。

再婚について、意見を求めるために、山田轟法律事務所を訪ねます。

すると、そこには轟と男性が、寄り添いあい居眠りをしていました。

目を覚ました轟は、「俺がお付きあいしている方だ」と、遠藤時雄(和田正人)を紹介されました。

 

 

『虎に翼』の第20週の感想

新潟編が終わり、再び、東京での暮らしと仕事が始まりました。

桂場さん、久藤さん、多岐川さん、雲野さんといった、個性豊かな面々のとの再会、猪爪家の同居問題、子どもたちのそれぞれの進路、よねさんの司法試験合格など、この3年間でそれぞれの状況に変化がありました。

よねさんが、自分を曲げずに、スーツとネクタイで?面接に受かったかと思ったら、とてもうれしいですね。

しかし、航一さんのド直球な「公開プロポーズ」に、ピンとこない寅子。

「も~」朝から、もどかしい!!観ているこっちが「はて?」です。

よっぽど、優未の方がわかってる!!

しかし、数々の言葉が、嫌みではなくサラッときれいに感じるのは、イケメン・岡田将生さんのなせる技!

ただ、このプロポーズがきれいな一方、星家の人たちの目が怖すぎます。

今までに見たことのない、父親の姿にびっくりしつつ、新しく家族になる、寅子と優未を受け入れることにも、戸惑いがあるのでしょう

今後、再婚に向けて動き出すと、寅子の想像していない亀裂が生じそうです。

 

竹もとの味を引き継ぐために、修行している梅子さん。

簡単には認めてくれない桂場さんに、認めてもらうには時間がかかりそうですが、桂場さんが足を運んでくれていることが、とてもうれしい。

桂場さんは、簡単に関所は通さない。

それゆえに、そこを通過すると、ホンモノになれる。

がんばれ!梅子さん。

 

 

『虎に翼』の第20週の「稼ぎ男に繰り女?」感想まとめ・今後は?

今回放送された20週には、終戦記念日がありましたね。

そこに、終戦後の復興の様子や原爆投下の映像が盛り込まれ、物語とともに戦争について、考えさせられました。

寅子は、原爆裁判の担当となり、責任の重い仕事に就くことになりました。

航一さんとの結婚も、ハードルがありそうです。

でも、数々のハードルを乗り越えてきた寅子なら、きっと幸せをつかんでくれそうです。

新潟で出会い、東大に行った、美佐江のことも気になりますね。

 

今回は、「虎に翼」の第20週のあらすじと感想でした

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これからも、アップしていきますね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

では、また~(^_-)-☆

 

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