『虎に翼』第7週「女の心は猫の目?」の意味は?あらすじと感想

あらすじ、感想、評価

2024年4月から始まった、NHK連続テレビ小説『虎に翼』。

日本初の女性弁護士で、裁判官を務めた、三淵嘉子さんをモデルにした、オリジナルストーリー。

困難な時代に、まだ、女性に認められていなかった、法曹界の道を切り開いていくという、リーガルエンターテイメントです。

第6週目までは、猪爪家の人々や、寅子の奮闘ぶりが描かれていましたが、高等試験にも合格して、第7週からは、いよいよ法曹界へと、足を踏み入れる、大事な場面へと移ります。

今回は、第7週の、サブタイトルの意味とあらすじ・レビューまとめました。

これからの、展開も予想してみました!

見逃した方、感動をもう一度の方!ぜひ、最後までご覧ください!!

 

\この記事からわかること/

★『虎に翼』 第7週サブタイトルの意味
★『虎に翼』 第7週のあらすじ・感想
★『虎に翼』 第7週まとめ・今後は?

 

虎に翼』の第7週サブタイトル「女の心は猫の目?」

「女の心は猫の目?」(おんなのこころはねこのめ)とは…

女の心は気まぐれで変わりやすいことのたとえ。
女心は、猫の目が光によって形が変化するように変わりやすいという意味

似た言葉に、「女心と秋の空」とも言いますね。秋の空も、猫の目と同じく、変わりやすいです…

第6週で、寅子や明律大学の仲間たちは、高等試験に挑みますが、そろって、不合格。

優三さんも。

そして、それぞれの事情があり、3名の女子学生は、断念していきます

翌年、みんなの想いを背負って、寅子はようやく合格を果たしました。

前週のサブタイトルは、「女の一念、岩をも通す?」でしたが、今週は、その逆の意味ともとれる、「女の心は猫の目?」ですね。

確かに、何人かは断念していきましたが、寅子の「一念」は「岩をも」通しました。

しかし、今回は、「女の心は猫の目?」

まったく結婚に、興味も関心もなかった、寅子は、優三さんと結婚しました。

理由はどうであれ、女の心は変わりましたね。決して、気まぐれではないと思いますが…

 

 

『虎に翼』の第7週のあらすじ

【 弁護士として 】

寅子は、雲野法律事務所(塚地武雅さん)で、1年半の弁護士修習を行い、その後、晴れて弁護士資格を取得します。

はるさんの反対を押し切って、見合いの数々も断り(断られ?)、がむしゃらに勉強した寅子は、自身満々に、仕事に立ち向かいます

去っていった仲間たちの思い、世の女性のため、と張り切る、寅子。

しかし、現実には、独身女性だから、そもそも女性だから…という理由で、依頼者からは信用が得られず、まったく依頼がありません。

雲野先生までもが、「結婚前の女性に頼みたいのは、弁護より、お酌だろうな?」という、本音も飛び出します。

悩んだ寅子は、なんと、「結婚をする」という道を選びます。

 

【 佐田優三さんとの結婚 】

そして寅子は、お母さんのはるさんに、結婚の相手を探してほしいと、頭を下げます。

もともと、「女の幸せは結婚!」との信念があった、はるさんはもちろん、密かに娘の心配をしていたお父さんも、大喜びです。

二人は、事務所に早く辞表を出すように、言います。

ところが、寅子の結婚の目的は、あくまでも「仕事のため」

はるさんと直言さんは、なんのことやら「はて?」ですが、理由はどうであれ、寅子がその気になってくれただけでも、一安心。

本当は、ご両親も、学生時代の友人、花岡さん(岩田剛典)との結婚を期待していましたし、寅子もやや、期待していましたが、花岡さんは、地元の佐賀に赴任し、さらに、きれいな婚約者まで連れてきて、淡い恋も散ってしまいました。

ご両親は、お見合い相手探しに、必死になりますが、年齢と弁護士という壁で、なかなか見つからず、結婚相手探しは、難航です

そんな噂を聞いた、猪爪家の書生だった、優三さんが、「じゃあ、僕が!!」と名乗りを上げ、寅子にプロポーズします。

寅子も、優三さんとなら、お互い気心も知れているし、猪爪家の人たちも、よく知っている仲ということで、急速に結婚へと話が進み、晴れて、猪爪寅子改め、佐田寅子へとなりました。

試験合格も、資格も、結婚も、手に入れました。これからは、新たな寅ちゃんとして、物語も展開していきますね

 

『虎に翼』の第7週の感想

はるさんの反対を押し切ってまで法律の勉強をし、去っていった仲間たちの想いも背負い、ここでがんばらねば!と張り切る、寅子。

しかし、女性の社会進出に理解のあると思っていた雲野先生も、「独身女性に頼みたいのは、お酌だろうな?」という、一言。

はあ~…お金のない人の、弁護を引き受けているような、弱き人の味方だと思っていた雲野先生も、やっぱり、そう思うのか…と、ちょっとがっかり。

というか、そういう時代なのかもしれません

学校でも、男女別学が当たり前の時代、家庭でも、「男は仕事、女は家」が常識と教えられていたでしょうから、なかなか新しい「常識」は生まれるはずもありません。

そこで、寅子の取った行動は、「結婚をする」という選択。

寅子のすごいところは、今までの努力が、実らなかった結果、諦めるのではなく、「アプローチを変えてみる」という発想をしたということです。

当時は、一般的に、女性の生き方、身の守り方は、結婚しかない・するべきという考え方からみると、理由や動機、目的はどうであれ、正解なのかもしれません。

実際、はるさんも「理由はどうであれ…」とおっしゃっています。

もっと昔は、結婚当日に、初めましてという時代もあったのですから、そこからみると、お見合いからの結婚は、普通なのかもしれません。

そんな結婚の理由が、いいかどうかは別として、「あの手この手」に活路を見出し、チャレンジしてみるという、寅子の強い精神力が、うかがえます

そして、優三さんという、うってつけの人が、身近にいました!!

その手があったか!!

とても優しく、猪爪家からも好青年としてのイメージがあるし、なんたって、弁護士になりたいと、必死に勉強をしていた、寅子の性格も夢も、理解してる、そんな優三さんは、適任者だと思います。

優三さんは、何度も高等試験に落ちるし、ここ一番の場面で、お腹を下すし、あちこちに頭をぶつけるし、第3話では、着替えているところを、花江や寅子に見られて慌て、ズボンが足に絡まり、転倒&転倒…

この場面、SNSでは、「見事なズボン芸!!」と評され、後世に残したいとのコメントまであります。

なんとも、頼りない青年のイメージですが、お父さんの共亜事件の時、動揺するはるさんの代わりに、家に来た検察の対応をするといった、実は、陰ではしっかりしているんです。

寅子が、結婚時に、好きかどうかは…??ですが、とても、いい形に収まったのではないかと思います。

ほんとうに、おめでとう~(ナレーションの尾野真千子さんも祝福!!)

 

 

『虎に翼』の第7週「女心は猫の目?」のあらすじ・感想まとめ

猪爪寅子から、佐田寅子

「女の心は猫の目?」の週でした。

ほんとは、結婚よりも、弁護士の道を究めたいけど…

ほんとは、花岡さんがよかったけど、優三さん…

本音で突き進みたかったけど、発想やアプローチを、あれこれ変えてみる(猫の目のように?)という、週だったと思います。

「困っている人を助ける弁護士」という信念だけは、変えなかったけど、寅子は目標に向かって、一歩進むのでしょか?

あれこれ、発想を変えてみた結果、来週は、佐田寅子として、ますます、弁護士の仕事に、まい進してほしいと願っています。

優三さんとも、ビジネス婚ではなく、愛が生まれ、本当の意味での幸せな家族になるといいですね!!

 

今回は、「虎に翼」の第7週のあらすじと感想でした~。

第8週目以降も、アップしていきますので、どうぞ、ご覧ください。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

では、また~(^_-)-☆

 

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