2024年前期の「虎に翼」の放送が始まりました。主役を務める伊藤沙莉さん。初回から個性あふれるヒロインの登場です。
「虎と翼」のクセ強ヒロイン!
今回の「虎に翼」は、日本初の女性弁護士の一人となった三淵嘉子さんをモデルにしたストーリーです。
一人の人物の幼少期から晩年までを描くことが多いNHK朝ドラですが、だいたいは主人公が幼少期のころの子役が存在します。
今回は主人公が17歳の時からの物語で、主人公を演じる伊藤沙莉さんがいきなり登場です。子役パートが描かれない朝ドラは2021年放送の「おかえりモネ」以来だそうです。
この主人公の猪爪寅子さん。ご両親にススメられるがまま、お見合いを3回もしますがあえなく失敗。なぜなら、女学校を卒業したら結婚だけが女の幸せだと決めつけられることがイヤで、結婚することに意味が見出せません。
なので見合いの席ではいびきをかいて居眠りしたり、相手が口をはさめないほど理屈を並べたり…、とうとう3回目のお見合い相手(藤森慎吾)に「おんなのくせに生意気な!!」と激怒される場面も…
新学期が始まる朝、クセ強めで元気いっぱいの寅子さんから笑顔と活力をもらえそうですね(^^)/
「虎と翼」だけじゃない、朝ドラファン必見!
一回目のお見合いの前日の夜、大阪へ行こうと家出をたくらみますがお母様に見つかってしまい、お説教を食らうことに…
なぜ、大阪に?というお母様(石田ゆり子)の問いに、寅子は「梅丸歌劇団へ入ろうかと…」と。
あれっ?「梅丸歌劇団前」って…前作の「ブギウギ」で主人公・福来スズ子が最初に入団した劇団ですね。
しかも、お父様役の岡部たかしさんは、スズ子の実家・はな湯に出入りしていた”アホのおっちゃん”です。
朝ドラファンにとっては、「ブギウギ」を連想させる、楽しい演出ですね。まるで「隠れミッキー」ならぬ、「隠れブギ」でしょうか?
お見合い相手役の藤森慎吾さんもサプライズ出演でした。トレードマークのメガネは外し、高学歴で貿易会社にお勤めのエリートサラリーマンでニューヨークで勤務されていたとか…チャラ男キャラ藤森さんのエンパーヤーステートビルの発音、決まってました!!
「虎と翼」の登場人物part1
まずは…
ヒロイン:猪爪寅子役 伊藤沙莉さん
大正3年の寅年に生まれたので寅子さん。ともこさんとお読みしますが、ドラマ中ではほとんどが「とらこ」。
親友の花江ちゃんが女学校在学中に結婚することが夢なのに対し、寅子は結婚に幸せを見いだせない…覚悟を決め、見合いをするも立て続けに失敗します。
女性もこれからは社会で活躍をするんだという強い気持ちで法律家をめざします。
この役をはつらつと演じるのは伊藤沙莉さん。彼女は平成6年生まれの現在29歳。5月4日がお誕生日なので、撮影・放送中に30歳を迎えられるんですね~。
彼女は千葉県のご出身で、お父様が経営する会社が倒産し、自宅に借金取りが押しかけ、やがてお父さんも蒸発し一家離散するという家庭環境で育ちました。
しかし、今は大注目の若手俳優となられ、また実兄の伊藤俊介さんも「オズワルド」という漫才コンビで活躍されています。
大変ご苦労をされたようですが、ご兄弟とも今やスポットライトを浴び、強く逞しく活躍されているところは寅子さんと共通していますね。
お母さん:猪爪はる 石田ゆり子さん
寅子さんのおかあさん。料理が得意で家計も家事も完璧にこなすしっかり者です。女性の幸せは「早くに結婚し、子どもを産み家庭を守ること」という考えの持ち主で、寅子にも女学校在学中にたくさんのお見合い話を持ってきます。
寅子にはおかあさんの考えがどうしても納得できず、たびたび衝突も…なので寅子は明律大学へ入りたいことも言い出せません。
そんなしっかり者のお母さんを演じる石田さんはお父様の仕事の関係で中学時代の3年間は台湾にお住まいだったそうです。
そして幼少期から水泳を習われ、小学校の時にはジュニアオリンピックで8位をとるほどのスポーツマン。妹で同じく女優の石田ひかりさんとともに台湾のナショナルチームに所属していました。
現在54歳の石田ゆり子さん、いくつになってもスタイルをキープしている秘訣は、このような経歴からかもしれませんね(^^)/
お父さん:猪爪直言(なおこと) 岡部たかしさん
寅子さんのおとうさん。銀行にお勤めで家庭では3人の子どものお父さんです。
しっかり者のはるさんにはどうも頭が上がらないようですが、とてもやさしいお父さんです。
寅子のお見合いの失敗に嘆きつつも、女性も大学に入り、手に職を付けることにひそかに賛成で、寅子の法律家への志を応援します。
岡部たかしさんは前回作「ブギウギ」の”あほのおっちゃん”ですね。ブギウギではちょっと抜けキャラでしたが、今回も元気いっぱいの娘としっかり者のお母さんの間に挟まれ、いい抜け感のあるどこかほっとするお父さんキャラですね。
そんな岡部さん、和歌山県のご出身で現在51歳の俳優さん。24歳の時に俳優を志して上京されました。一時、劇団東京乾電池(柄本明さん、江口のりこさん、ベンガルさんなど所属)におられたようで、舞台出演が多い俳優さんです。これまでテレビドラマでは主役級の役はないので、なかなか馴染みが薄い方かもしれませんが、バイプレーヤーとして活躍されています。
岡部たかし、今後もいい味を出す名バイプレーヤーとして目が離せませんね。
虎に翼のクセ強めのヒロイン・登場人物まとめ
今回は始まったばかりのNHK朝ドラの「虎と翼」のヒロイン」やキーマンとなる登場人物、ネタバレを調べてみました。今後も寅子に影響を与えた人物に順番にスポットをあててみたいと思います(^^♪
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