4月1日から始まったNHK朝ドラ「虎に翼」。
猪爪寅子も明律大学法科女子部で、先輩や個性豊かな友人たちと過酷ながらも楽しく学校生活を送っています。
さて、今回は明律大学の寅子の同級生であり、男爵家のご令嬢、桜川涼子について深堀していきます!
調べたところ、この涼子さんのモデルであろう人は中田正子さん。
また、桜川涼子を演じている桜井ユキさんの魅力についても調べてみました。
これを読むと、これからのストーリーがおもしろくなること間違いなし!
最後までぜひ、読んでくださいね(^^♪
虎に翼の桜川涼子とは?
いつも着物をキチンと着こなし、常におしとやかな才女オーラを放つ、桜川涼子さん。
学校の中では、決して自己主張はしないけれど、凛としていてふるまいも言葉遣いも上品この上ありません。
入学式でも新入生代表として、流暢な英語のスピーチで始まるなど、才色兼備な女性として描かれています。
涼子さんは男爵家のお家柄で、常に玉さんというお付きの人がそばにいたり、家の執事という人が猪爪家の素性を調べたり、「わたくし、、、」と上品な言葉遣いだったり…などなど、いわゆる世間の人たちとは、まったく違うハイパーお嬢様。
そんな彼女が、なぜわざわざ、過酷な学業が課せられる明律大学女子部に入学したのか?
ファッションや一挙手一投足が雑誌などのメディアに取り上げられ、一見華麗なる人生を歩んでいるように見えますが、第3週ではそんな涼子さんが抱える苦悩が描かれています。
男爵家・桜川家は3代にわたり、男子が産まれておらず、涼子さんも婿を取って、桜川家を守らなくてはなりません。
そんな家庭環境や、婿を取って早く家を継いでほしいという考えの親がイヤになり、結婚を先延ばしにするための法科入学は、絶対に法律家になって、女性や弱者を守りたいと強く願う、山田よねさんからは「お遊び」と言われてしまいます。
山田よねさんについてはこちら
そんな涼子さんですが、物語が進むにつれ、周囲の同級生の熱い情熱に心動かされ、次第に本気モードに入ってきています。
虎に翼の桜川家の「男爵」とは?
そもそも、桜川家の男爵とは……はて?(主人公・寅ちゃん口癖)
明治時代につくられた、身分制度に華族制度があり、さらに公爵・侯爵・伯爵・子爵・男爵と5つのランクに分けられていました。
男爵家はこの華族の中でも一番下位のランクですが、それでも一般平民からすれば、とてつもなく身分の高い人たちで、実際の男爵家は、華族から分家した家のほか、国家に貢献した人たちに与えられていました。
主な男爵家
岩倉家、伊達家、島津家、毛利家といった、大名や公家の分家など…
他には、住友家、岩崎家などの実業家や北里柴三郎、鈴木貫太郎など、国家に貢献した人たち…
華族は当時の日本全体の人口の0.01%ほど。
桜川家も周りからみれば、破格の家柄だったために、涼子さんの言動ひとつひとつに関心があり、雑誌に登場するほどの有名人だったのでしょう。
虎に翼の桜川涼子のモデルは?
桜川涼子のモデルとなった人物は中田正子さんではないかといわれています。
中田正子(なかたまさこ)さんは、主人公・寅子のモデルの三淵嘉子さんとともに、女性初の弁護士となられた方です。
中田正子(旧姓・田中さんのプロフィール↓↓
生年月日:1910年12月1日
出身:東京市小石川区(現・東京都文京区小石川)
経歴:女子経済専門学校で新渡戸稲造らに学び、法律家の道を志し、日本大学法文学部、明治大学専門部女子部、明治大学法学部へ進学。
昭和14年に中田吉雄と結婚。昭和20年に夫の出身地である鳥取県八頭郡若桜町に移住。日本初の女性弁護士の一人。鳥取県弁護士会長、日本弁護士連合会理事などを歴任。
明治大学在学中に、一度試験に挑みましたが、論述試験には合格したものの、口述試験で不合格になりました。
翌年の昭和13年に再度試験を受け、三淵さんと久米愛さんとともに、みごと合格!!
中田さんは三淵嘉子さんより年齢は4つ上ですが、学問を好んでいたため、女学校を卒業してから専門学校や日本大学を経て、明治大学女子部に編入され、三淵さんと同級生となりました。
幼少の頃には江戸時代から続く武家屋敷・旧岡崎邸に暮らし、この貴重な歴史遺産を今に伝えるうえで大きな役割を果たしたことでも有名です。
また、自身の子どもから「なぜ、弁護士になったの?」と聞かれたときに、「失恋したから男性をやっつけてやろうとか、そんなはっきりとした動機はないのよ。学問的興味で試験を受けたら合格しちゃったのよ」と答えたというエピソードがあります。
この、ふわっとした動機や立派なお屋敷に住んでいたあたり、なんとなく涼子さん的です。
このようなことから、桜川涼子のモデルは中田正子さんではないかと考えられます。
虎に翼の桜川涼子役の桜井ユキさんの魅力!
高貴で凛としたたたずまいで、女性のあこがれのまとである桜川涼子を演じて話題となっている桜井ユキさん。
桜井ユキのプロフィール↓↓
生年月日:1987年2月10日
出身:福岡県久留米市
ジャンル:映画、ドラマ、舞台、CM
趣味:日本舞踊、サクソフォーン・ピアノの演奏、アクション
今回の「華族の令嬢」という役を演じるにあたり、インタビューを受けられています。
自我を内に押し込めざるをえない家庭環境で育った人だと思います。クランクイン前、華族について番組側から資料をもらったり、個人的に映画や本を見たりしたのですが、現代の私たちからすると「よく生活できていたな」というくらい制限が多いんです。
そんな桜井ユキさんは、撮影時にまずは所作を大切にされているようで、着物を着ている所作と華族としての所作、両方のふるまいに気を使われていたとか…
しかし、今回の撮影で知らないことを掘り下げていく作業が楽しかったそうです。
虎に翼の桜川涼子と寅子たちとの今後の関係は?
華族としてのふるまいや教養を常に求められ、そんな人生を変えたかった涼子さんですが、大学卒業後は寅子や同窓生たちとはどのようなお付き合いをされるのでしょうか?
これからの女子部の5名、猪爪寅子(伊藤沙莉)、桜川涼子(桜井ユキ)、山田よね(土居志央梨)、大庭梅子(平岩紙)、崔香淑(ハ・ヨンス)は見事、明律大学女子部を卒業し、本科と呼ばれる法学部に進学します。
法改正も行われ、いよいよ女性も正式に弁護士になるための試験も受けられることになります。
世間の好奇な目や両親からの圧にも負けずに、すてきな仲間たちと弁護士を目指していく姿を、これからも見せてくれるのではないでしょうか?
虎に翼の桜川涼子まとめ
今回は、虎と翼の「桜川涼子」のモデルとなった中田正子さんとその役を演じている桜井ユキさんついて調べてみました。
中田正子さんも三淵嘉子さんとともに女性初の弁護士となられたお一人。
桜井ユキさんも今までにしたことのない役を演じられ、女優としてこれからますます演技の幅が広がると思います。
物語もどんどん話が広がり、楽しみですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
また、情報を発信していきます!!それではまた~(^^♪
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